中国原産のミカン科キンカン属の常緑低木。江戸時代に中国から導入され、本州以南の暖地の庭先などで栽培される。果実は初めは青いが、後に金色(橙黄色)に熟す。秋の季語だが、色も味も乗って食べ頃になるのは冬に入ってから。生食のほか、砂糖煮・砂糖漬けなどにする。

中国原産のミカン科キンカン属の常緑低木。江戸時代に中国から導入され、本州以南の暖地の庭先などで栽培される。果実は初めは青いが、後に金色(橙黄色)に熟す。秋の季語だが、色も味も乗って食べ頃になるのは冬に入ってから。生食のほか、砂糖煮・砂糖漬けなどにする。

秋に獲れる鯖(さば)のこと。鯖は夏の産卵後栄養を十分に摂り、秋になると脂がのる。脂がのって美味しい時期は晩秋から翌年2月頃まで。 10~11月のものを「秋鯖」、12~翌2月頃までのものを「寒鯖」と呼ぶ。単に「鯖」といえば夏の季語。
下の写真は秋に獲れたゴマサバ。

過ぎ去る秋を惜しむこと。「行く秋」よりも主観のつよい言葉。古来から「春惜しむ」と相対する言葉として、和歌や俳諧で詠まれてきた。季節の中で春と秋は過ぎ去るのが惜しい季節なので「春惜しむ」「秋惜しむ」と言う。一方、「夏惜しむ」「冬惜しむ」は、レジャーが多様化し、避暑・避寒が一般的になった現在では多少の作例が見られるが、季語としての歴史は浅い。

晩秋に刈取り期を迎える稲のこと。早稲(わせ)、中稲(なかて)に比べて出穂期から完熟期までの期間が長く、短日性で、日の入りが早くなるのを待って成熟する。霜や雪に遭遇することもあり、晩稲刈りの風景は慌ただしく侘しい。

キク科の多年草。九州以外の全国の日当たりの良い草地や道端に自生する。比較的寒冷な場所を好み、本州では東北や中部の亜高山などに多い。葉が胡麻(ごま)に似て食用になることからこの名があるという。9~10月に、枝先に多数の花柄を出し白い小さな頭花を散房状に密生してつける。花の後冠毛と呼ばれる綿毛のある種子ができる。なお、歳時記には掲載されていない。
