錦木(にしきぎ)はニシキギ科の落葉低木。紅葉や赤い実が鮮やかなので秋の季語。庭木や生垣に植えられるほか、端山などにも自生する。5~7月に淡緑色の目立たない花をつけた後、秋に朱色の実ができる。「錦木の実」は「錦木」の傍題。

錦木(にしきぎ)はニシキギ科の落葉低木。紅葉や赤い実が鮮やかなので秋の季語。庭木や生垣に植えられるほか、端山などにも自生する。5~7月に淡緑色の目立たない花をつけた後、秋に朱色の実ができる。「錦木の実」は「錦木」の傍題。

「柾(まさき)」はニシキギ科の常緑低木。沿岸部に自生するほか、庭木や生垣として、また、海岸地方では風よけとして植えられる。夏に緑白色の花をつけた後、秋に丸い実が生る。実は熟すと縦に裂け中から赤い種が現れる。

秋も半ばを過ぎる頃、身辺に忍び寄る冷え冷えとした秋の気配を、身に入(し)みとおるように感じること。平安朝の和歌で「身にしむ風」「身にしむ秋」など好んで用いられた表現が、その後秋の季語として定着した。秋の哀れさ、人生の寂寥がこめられた心情的な語。

秋の深まる頃のものさびしい風情。草木は枯れ始め、樹々は落葉を急ぐ。風も一雨ごとに冷たくなる。去り行く秋を惜しむ思いもある。

秋の半ばを過ぎた頃から晩秋にかけて、うっすらと感じる寒さ。「漸(やや)」は、〈いくらか〉、〈少し〉の意。本格的な冬の寒さとは異なる、秋の寒さである。類似の季語に、「そぞろ寒」、「肌寒」、「朝寒」、「夜寒」、「秋寒」、「露寒」、「うそ寒」などがある。
