椨(たぶ)はクスノキ科タブノキ属の常緑高木。霊が宿る木とされていたことから「霊(たま)の木」と呼ばれ、それが次第に「たぶのき」に変化していったとされる。暖地の沿海地に多く自生する。初夏の頃淡黄緑の小花が咲き、初秋の頃球形の実が黒紫色に熟す。

椨(たぶ)はクスノキ科タブノキ属の常緑高木。霊が宿る木とされていたことから「霊(たま)の木」と呼ばれ、それが次第に「たぶのき」に変化していったとされる。暖地の沿海地に多く自生する。初夏の頃淡黄緑の小花が咲き、初秋の頃球形の実が黒紫色に熟す。

「嫁菜(よめな)」は日本原産のキク科の多年草。春に萌え出た新芽は摘草として嫁菜飯やおひたし等に利用される。万葉集にもウハギとして詠まれ、古くから食用 とされてきた。晩夏から初秋にかけて青みがかった白花を咲かせる。山野に咲くキクの仲間(野菊)の一つで、俳句では個々の品種名を言わずに「野菊」(秋季)として詠まれることが多い。単に「嫁菜」といえば春の季語。

北米原産のシソ科サルビア属の多年草(日本では一年草として定着)。日本には昭和初期に渡来した。別名「サルビア・ファリナセア」「化粧サルビア」。夏から秋にかけて青や青紫色の涼しげな花を咲かせる。赤い花を咲かせるブラジル原産の「サルビア」の方がポピュラーで、単に「サルビア」といえばブラジル原産のものを思い浮かべることが多い。

「菩提樹(ぼだいじゅ)」はシナノキ科の落葉高木。寺院に多く栽培されている。6月頃淡黄色の花を咲かせた後、秋に直径7~8ミリの球状の実をつける。乾燥させた実は数珠玉などに利用される。「菩提の実」などともいう。釈迦がその下で悟りを開いたと伝えられるのはインド菩提樹(クワ科の常緑高木)で、これとは全く別種の樹木。

立秋を過ぎてから感じる涼しさのこと。夏の暑さの中で感じられる一時の涼しさではなく、涼しく過ごしやすい季節になったことを実感しての言葉。暑さに衰えた五体が喜び甦るような新鮮な情感があり、その中に一抹の淋しさも交じる。単に「涼し」といえば、夏の季語。
