ハナシノブ科の多年草。北アメリカ原産の宿根フロックスの園芸品種。観賞用として庭などに植えられ、公園など利用されるグラウンドカバープランツの一つ。晩春の頃、深く五裂する小花を、絨毯を敷いたように咲かせる。茎がシバのように広がり、サクラに似た花を咲かせるのでこの名がある。

日本固有種のバラ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生するほか、公園などにも植えられる。広義には、オオヤマザクラやカスミザクラなど山地に自生する野生のサクラを総称して山桜ということもある。晩春の頃、赤味を帯びた新芽の芽吹きと同時に、一重の淡紅色又は白色の花を咲かせる。花期はソメイヨシノより遅い。

ラン科の多年草。本州以南の山地の半日蔭に自生する。晩春の頃、茎先に鮮黄色の可憐な花を上向きに穂状に咲かせる。同時期に白花を咲かせるのが「銀蘭」。

春の終りのことで、「暮春(ぼしゅん)」ともいう。春の終る感慨に行く春を惜しむ思いが交じる。華やぎと一抹の寂しさ。これに対して、「春の暮」は、春の終る頃と春の日の夕暮れという2つの意味をもつ。

接骨木(にわとこ)はガマズミ科の落葉低木。北海道を除く国内の各地に自生する。晩春の頃、白色の小花が円錐状に密生する。枝、幹、葉の煎液(せんえき)を骨折や打撲の治療に用いることからこの名がある。
