立春を過ぎても、西高東低の冬型の気圧配置がしばらく続く。また、春めいた後、低気圧が日本海寄りを通過した後などに一時的に冬型の気圧配置に逆戻りすることがある。「春北風」はその際に吹き荒れる冷たい北西風のこと。北国では雪が混じることもある。「黒北風(くろぎた)」は西日本での呼び名。「春一番」が本格的な春の到来の先触れであるのとは逆に、「春北風」は本格的な春の到来がまだまだ先であることを実感させる。

立春を過ぎても、西高東低の冬型の気圧配置がしばらく続く。また、春めいた後、低気圧が日本海寄りを通過した後などに一時的に冬型の気圧配置に逆戻りすることがある。「春北風」はその際に吹き荒れる冷たい北西風のこと。北国では雪が混じることもある。「黒北風(くろぎた)」は西日本での呼び名。「春一番」が本格的な春の到来の先触れであるのとは逆に、「春北風」は本格的な春の到来がまだまだ先であることを実感させる。

二十四節気のうちその年最初の節気で2月4日頃。節分の翌日。寒さはまだ厳しいとはいえ、梅の蕾は膨らみ、鳥の声はどことなく艶を含み、日の光は強くなってくる。立春を過ぎると、厳しい寒さの中で、意識が冬から春へゆっくり向いてゆく。「春立つ」「春来る」などともいう。なお、今年(2025年)は、国立天文台の観測により太陽黄経が315度になる2月3日が立春。

「凧」は竹ひごなどの骨組みに和紙やビニールを張った遊び道具。「懸り凧」はその傍題の一つで、木の枝や電線に引っかかった凧をいう。子供たちが去った夕暮、木の枝などに絡まったまま風に戦いでいる凧には、一抹の侘しさがある。

日本各地の沿岸に産する褐藻類コンブ目の海藻。天然物のほか、養殖も盛んに行われる。冬に成長した和布を春先から竿の先に鎌をつけた和布刈竿(めかりざお)で刈りはじめ、刈入れは仲夏の頃まで続く。刈り取った和布は干して製品になる。成熟した茎のまわりの壁状の胞子葉が「布株(めかぶ)」。日本人に古くから親しまれてきた海藻で、「若布刈る」「若布干す」「若布和(わかめあえ)」など関連季語は多い。
