春の終りのことで、「暮春(ぼしゅん)」ともいう。春の終る感慨に行く春を惜しむ思いが交じる。華やぎと一抹の寂しさ。これに対して、「春の暮」は、春の終る頃と春の日の夕暮れという2つの意味をもつ。

春の終りのことで、「暮春(ぼしゅん)」ともいう。春の終る感慨に行く春を惜しむ思いが交じる。華やぎと一抹の寂しさ。これに対して、「春の暮」は、春の終る頃と春の日の夕暮れという2つの意味をもつ。

接骨木(にわとこ)はガマズミ科の落葉低木。北海道を除く国内の各地に自生する。晩春の頃、白色の小花が円錐状に密生する。枝、幹、葉の煎液(せんえき)を骨折や打撲の治療に用いることからこの名がある。

葱(ねぎ)はユリ科の多年草。葱は通常花の咲く前に収穫されるが、採種用に畑に残された葱は、晩春の頃太い茎の頂に無数の白色花を密集して球状に咲かせる。これが葱の花で、遠目には坊主頭のように見えるので、葱坊主ともいう。

菜の花が咲く3月下旬~4月頃に降り続く長雨をいう。この頃は、寒気と暖気がぶつかり合う日本付近に前線が発生・停滞し、雨がちの日が続く。桜や菜の花などの諸々の花の開花を促す雨でもある。なお、菜種はアブラナの実のこと。

ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草。沖縄を除く全国の山地で、やや湿ったところに自生する。晩春の頃、10~20センチの花茎の先端に紅紫色の六弁花を数個咲かせる。紅紫の花を猩々(しょうじょう)の顔の色に、ロゼット状の葉を袴に譬えて名づけられた。なお、猩々は想像上の動物で、猿に似て体は朱紅色の毛でおおわれているという。
