まだ寒さが残る中でかすかな春の訪れを感じる時期。おおむね立春以降2月末頃までをいう。手元の歳時記には「早春」の傍題として出ている。改まった手紙などよりも日常会話や気象用語で比較的よく使われる言葉。

まだ寒さが残る中でかすかな春の訪れを感じる時期。おおむね立春以降2月末頃までをいう。手元の歳時記には「早春」の傍題として出ている。改まった手紙などよりも日常会話や気象用語で比較的よく使われる言葉。

立春(2月4日頃)の朝に、厄除けとして禅寺や民家の門口に貼るお札のこと、又はその風習を指す。その文字は左右対称で、表から見ても裏から見ても同じに見えることから、鬼が家に入っても振り返ると出口に見えて出ていってしまうという。「立春」の傍題。

プリムラ・ジュリアンともいう。和名はセイヨウサクラソウ。12月〜4月に開花し、ピンク、赤、黄色などの花を咲かせる。歳時記には掲載されていない。なお、「桜草」(春季)は日本原産のサクラソウ科に属する多年草であるが、プリムラ・ジュリアンはヨーロッパ、コーカサス地方の原生種から日本で作出された園芸品種。

西アジア・地中海沿岸地域原産のキンポウゲ科の多年草。和名は「花金鳳花」。明治時代に日本に渡来した。花期は12月〜4月頃と長いが、最も種類や色が揃うのは2~3月。華やかで絹のような花弁が春の訪れを感じさせる。手元の歳時記には掲載されていないが、「金鳳花(きんぽうげ)」と同様春の季語として詠むことはできるだろう。

スミレ科スミレ属の一年草。10月から翌年の7月までと花期が非常に長い。そのためか多くの歳時記には季語として掲載されていないが、「三色菫」(春季)の子季語である「パンジー」「遊蝶花(ゆうちょうか)」などと並んで、「ヴィオラ」が掲載されているケースもある。園芸では、花径が5センチ以上を「パンジー」、4センチ以下を「ヴィオラ」と称することが一般的という。
