「椨(たぶ)」はクスノキ科タブノキ属の常緑高木。暖地の沿海地に多く自生する。また、古くから樹霊信仰の対象とされ、日本各地に巨木が残っている。春の芽立ちは赤みを帯び美しい。初夏の頃、若芽が葉を広げた後淡黄緑の小花が咲き、8月頃実が黒紫色に熟す。「椨の実」は秋の季語。

「椨(たぶ)」はクスノキ科タブノキ属の常緑高木。暖地の沿海地に多く自生する。また、古くから樹霊信仰の対象とされ、日本各地に巨木が残っている。春の芽立ちは赤みを帯び美しい。初夏の頃、若芽が葉を広げた後淡黄緑の小花が咲き、8月頃実が黒紫色に熟す。「椨の実」は秋の季語。

陰暦3月(弥生)が尽きること。陰暦では1月から3月が春であるため、3月は春の最後の月となる。春が終わるという感慨や、行く春を惜しむ気持ちが込められる。陽暦が定着した現在では、使い難い季語である。「弥生尽」「四月尽」「四月終る」「四月尽く」などともいう。「三月尽」というよりも、「四月尽」「弥生尽」などを用いた方が、春の終りの感慨が込もるように思う。

トウダイグサ科の越年草。全国の田畑、路傍、土手等に自生する。有毒植物で、キズをつけると乳液を出し、それが膚につくとかぶれる。形状が灯明をおいた台に似ていることからこの名がある。晩春の頃、茎の先が5つに枝分かれし、その先端に葉を五個輪生し黄緑色の杯状花序をつける。別名「鈴振花」。

ヨーロッパ原産のムラサキ科の一年草又は多年草。草地や道端に自生する。4~5月に 直径3ミリほどの淡青色の花を穂状につける。歳時記には掲載されていない。なお、夏の季語になっている紫草(むらさき)はムラサキ科ムラサキ属の多年草で、日本各地の山地に自生し、6月から8月にかけて花径8ミリくらいの白い花を咲かせる。

桜の花が散った後、萼(がく)についていた蘂(しべ)が散って落ちること。桜の木の下の地面に赤い蘂が音もなく散って敷き詰められている様には、花の頃とは別のひっそりとした趣がある。
