「菖蒲(しょうぶ)」はショウブ科の多年草。池のそばに群生する。菖蒲園・菖蒲田・菖蒲池などでは、水の浅いところに長短の菖蒲の芽が並ぶ。その繊細な瑞々しさには、春を迎えた喜びがある。「草の芽」の傍題。

「菖蒲(しょうぶ)」はショウブ科の多年草。池のそばに群生する。菖蒲園・菖蒲田・菖蒲池などでは、水の浅いところに長短の菖蒲の芽が並ぶ。その繊細な瑞々しさには、春を迎えた喜びがある。「草の芽」の傍題。

北アメリカ原産のムラサキ科の一年草で、和名は瑠璃唐草(るりからくさ)。開花期は4~5月。花色は青色の他に白色、紫色、青紫色などがある。ゴマノハグサ科の越年草であるオオイヌノフグリ(春季)の別名も「瑠璃唐草」であり、混同しやすいので注意が必要だ。なお、歳時記には載っていない。

うららかに晴れた春の日に吹くそよ風を感覚的にとらえた言葉。春になって日差しが強くなると、吹く風もまばゆく感じられる。風にゆらぐ風景も、まばゆいような明るさを纏う。春の到来のよろこびや希望が、吹く風に託されている。明治以降作例の多い季語の一つ。

七十二候の一つ。啓蟄の第三候。現在の太陽暦では、3月16日~20日頃。春の訪れとともに鷹(たか)が鳩に変身するという中国の俗信からきたもの。春の穏やかな気配の中では、鋭い目で獲物を狙う獰猛な鷹も、ほのぼのとした鳩に変身してしまうということ。「竜天に登る」「亀鳴く」などとともに、春の幻想的な気分を表している季語の一つ。
