「卯の花腐(くた)し」は卯の花が咲く頃降り続く長雨のこと。 卯の花を腐らせるような雨という意味合いがある。旧暦の四月(卯の花月)は天候の悪いことが多く、この季語を実感する日も多い。

「卯の花腐(くた)し」は卯の花が咲く頃降り続く長雨のこと。 卯の花を腐らせるような雨という意味合いがある。旧暦の四月(卯の花月)は天候の悪いことが多く、この季語を実感する日も多い。

蜜柑は広義には柑橘類の総称と捉えることができるが、狭義にはウンシュウミカンを示す場合が多い。ミカン科ミカン属の常緑小高木。現在、様々な品種が生み出され、関東から九州までの太平洋沿岸の暖地で栽培が進められている。初夏の頃、白い五弁の香り高い小花を咲かせ、黄橙色の実をつける。

五月初旬の新緑の頃にふる雨のことで、「夏の雨」の傍題。「青時雨」ともいう。夏に降る雨には「卯の花腐し」「梅雨」「五月雨」「夕立」「喜雨」などさまざまな言い方があるが、「緑雨」といえば、瑞々しい若葉に降り注ぐ雨が目に浮かぶ。

夏を三つの時季に分けた場合、一番最初に来のが「初夏」。以降「仲夏」、「晩夏」と続く。一般的には新緑の頃から梅雨入り前頃までをいい、陽暦なら五月、陰暦なら卯月の頃を指す。陽射しは強くなり、軽く汗ばむような気温になるが、まだ湿気はなく、身辺を清々しい風が吹く季節。
