夏にみられる露のこと。単に露といえば秋の季語。昼夜の温度差によって空気中の水蒸気が凝結してできる。放射冷却によって夜間の温度が下がった時など、草むらの露が朝日を受けてきらきらひかる様は涼しげだ。

夏にみられる露のこと。単に露といえば秋の季語。昼夜の温度差によって空気中の水蒸気が凝結してできる。放射冷却によって夜間の温度が下がった時など、草むらの露が朝日を受けてきらきらひかる様は涼しげだ。

アヤメ科の多年草。ノハナショウブを原種として改良された園芸植物で多くの品種がある。江戸系、肥後系、伊勢系などの系統があり、5月下旬~6月に、花茎の頂に典雅な花をつける。花弁の基の黄色い目形模様が特色。なお、端午の節句に菖蒲湯にするショウブは、ショウブ科に分類される別種の植物。



我々が普段目にする紫陽花の多くは、日本に自生する原種ガクアジサイから改良した園芸品種。開花期は梅雨時の6~7月で、額咲き、手まり咲きなどがある。このうち額咲きは、額の花として歳時記に別に掲載されているので、俳句で紫陽花といえば、手まり咲きの花を指す。土壌の酸度によって青色になったり、ピンク色になったりする。雨に打たれて他の花が萎えている中で、紫陽花が生き生きと咲いているのは印象的だ。



上の写真は、アナベル(アメリカ原産のアジサイ)。




「走り梅雨」ともいう。5月下旬から6月上旬にかけて、本格的な梅雨に入る前に、本州南岸に前線が停滞して梅雨めいた天候になることがあり、その頃のこと。通常は迎へ梅雨の後一旦天気が回復し、しばらく晴天が続いてから本格的な梅雨に入ることが多い。

春夏秋冬のうちの夏は、二十四節気の立夏から立秋の前日までの期間。夏の前半は梅雨に当たるため雨が多く、梅雨の明けた頃から猛暑が続く。涼風や清水、木陰、水泳、氷菓など、生活の中で束の間に感じられる涼気は、夏の楽しみの一つだ。
