「冬木の桜」ともいう。桜紅葉が散り尽くした後の一葉も留めない冬枯れの桜のこと。花時の華やぎを思うと、桜の冬枯れた姿は咲く力を蓄えているようでもあり、独特の趣がある。

「冬木の桜」ともいう。桜紅葉が散り尽くした後の一葉も留めない冬枯れの桜のこと。花時の華やぎを思うと、桜の冬枯れた姿は咲く力を蓄えているようでもあり、独特の趣がある。

冬木の木立のこと。落葉樹も常緑樹も冬木ではあるが、厚く積もった落葉で根元を覆われた楢、櫟などの落葉樹の木立は日がよく当たって明るい。日がかげると、寒々とした物寂しい様相を呈する。

冬の日の短いこと。秋分の日以降、日没が早くなるに従い、昼の時間が短く感じられてくる。最も日中の時間が短くなるのは冬至。秋の季語「夜長」に対して、日中の時間の短さに意識が向くところに、季節感の特色がある。

落葉樹は葉を落とし、草も枯れた冬の庭園・公園は色彩に乏しい。寒風の吹き荒ぶ中、サッカーなどのスポーツに興じる子供たちの姿に心が和む。

冬の一日の中でも最も冷え込むのが、明け方から朝にかけて。人の吐く息が白くなり、凍りつくような空気が肌を刺す。川や畑からは靄が立ち上る。遠くの山々は吹き澄んで、雪を頂いているものもある。
