その冬初めての強い寒さに見舞われ、本格的な冬が到来すること。「寒波」の傍題。「寒波」は、冬、シベリア方面から波の様に周期的に寒気団が来ることで、気温 もぐっと下がり厳しい寒さに見舞われる。その冬になって初めて到来する強い「寒波」が、すなわち「冬一番」。

その冬初めての強い寒さに見舞われ、本格的な冬が到来すること。「寒波」の傍題。「寒波」は、冬、シベリア方面から波の様に周期的に寒気団が来ることで、気温 もぐっと下がり厳しい寒さに見舞われる。その冬になって初めて到来する強い「寒波」が、すなわち「冬一番」。

寒さを防ぐため、衣類を何枚も重ねて着ること。「厚着」ともいう。下着やシャツを2枚重ねたり、外套を羽織ったりする。暖かくはなるが、軽やかな動きはできなくなる。「重ね着」が原因で体が実際よりも太って見えたり、もこもこしたりして動きにくくなる状態が「着ぶくれ」。近年は「着ぶくれ」の方が例句が多い。

紫陽花(あじさい)は、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木の総称で、日本在来のガクアジサイやその改良品種、セイヨウアジサイなど多くの品種がある。梅雨時の花の盛りが過ぎると薄緑色に変色し、秋には赤みを帯びることもある。その後、冬になると枯れて薄茶色になり、いつまでも花の形をとどめている。「枯茨」「枯萩」「枯菊」などとは異なり、歳時記に掲載されていないが、「名の木枯る」の一情景として、「紫陽花枯る」「枯紫陽花」などと表現することはできるだろう。

葉の落ち尽くした冬の柳。葉が落ち、幹と枝だけになった柳には、寂しく寒々とした風情がある。細い枝が水面に映る様子は、一層もの寂しさを感じさせる。

冬の夜空に輝く牡牛座の散開星団。「寒昴」「羽子板星」などともいう。晴れた夜なら、肉眼でも5~7個の星の集まりとして見ることができる。「すばる」はもともと集まって一つになるという意味であり、また、「統べる(すべる)」いう言葉に由来するとも言われる。『枕草子』でも「星は昴・・・」と書いているように、古くから日本人に親しまれてきた星である。
下の写真は、1月中旬の午後8時過ぎの夜空。アルデバランの右に、微かに星がぎゅっと集まったように見えるのが「すばる」(写真のほぼ中央)。
