寒鰈(かんがれい)

寒中に獲れるカレイのこと。この時季、カレイは厳しい寒さに備えて体にたっぷりと脂と栄養を蓄える。寒中に水揚げが多いのは、マコガレイ、イシガレイなどで、これらは晩秋から冬にかけて産卵のために浅場へやってくるため、沿岸での漁獲量が増える。また、アカガレイ・ババガレイ(ナメタガレイ)も、冬に水揚げの最盛期を迎える。「霜月鰈」の傍題。なお、日本近海だけでも40種近くのカレイが生息し、それぞれの旬が異なることから、単なる「鰈」は季語にならない。

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