「山香ばし(やまこうばし)」は日本を含む東アジア原産のクスノキ科クロモジ属に分類される落葉低木。別名「山胡椒」。東北地方南部より南の地域の低地から山地の林に自生するほか、庭木としても植えられる。枝を折ったり葉を揉んだりすると、生姜や胡椒に似た香ばしい爽やかな香りが漂うことからこの名がある。春に淡い黄色の花が咲いた後、直径7ミリほどの丸い実をつけ、晩秋の頃真っ黒に熟れる。落葉樹でありながら、秋に黄褐色~オレンジ色に紅葉して枯れた後も、冬の間葉が落ちずに枝に残り続ける。雌雄異株だが、日本国内には雌株しか存在しないという。なお、歳時記には掲載されていない。
