糸瓜忌(へちまき)

明治時代の俳人・歌人である正岡子規(1867〜1902年)の忌日(命日)で、9月19日。当時(今でも)、病床にあった子規庵の庭には糸瓜が植えられており、その汁は痰を切る民間薬(糸瓜水)として使われていた。子規が脊椎カリエスで亡くなる直前に残した辞世の3句*すべてに糸瓜(へちま)が詠み込まれていたことから、子規の忌日を「糸瓜忌」と呼ぶようになった。「子規忌」「獺祭忌」ともいう。

*糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
 痰一斗糸瓜の水も間にあはず
 をとゝひのへちまの水も取らざりき

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