千草(ちぐさ)

秋に生い茂るさまざまな名もない草や、多くの草花の総称。秋の七草のような目立つ花だけでなく、道端の雑草まで広く含む。数多くの草が色づき、息づく秋の野原の情景を情緒的に捉えた言葉。平安時代には、秋の野原に出て草花を眺めたり摘んだりすることが貴族の間で流行し、その際、名もなき多くの美しい秋の草花をまとめて「千草」と呼び、和歌に詠み込んだ。「秋草」の傍題。

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