夏嶺(なつね)

夏の青々と緑におおわれた山。「夏の山」の傍題だが、「夏の山」が遠望の山並み、眼前の山々、或いは現に今登っている山などを幅広く包含する言葉であるのに対し、「夏嶺」は、やや隔たったところから仰ぐ山の尾根や頂上に焦点が置かれている。山全体ではなく、天に向かってそびえる稜線や、連なる頂(いただき)にクローズアップした言葉である。

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