忘れ霜

「忘れ霜」は、春たけなわの頃降る霜のこと。桜の咲く時季を過ぎても、移動性高気圧にともなう夜間の放射冷却などで気温が急速に下がり、畑などに一面霜が降りることがある。私の近辺の茶園などでは、萌え出たばかりの茶の芽が霜にやられるのを恐れて、未明から除霜ファンを回す。古来「八十八夜の別れ霜」といわれ、5月のゴールデンウィークを過ぎる頃には、農家の人たちも降霜の心配から解放されることになる。「別れ霜」「晩霜(ばんそう)」「霜の果」などともいう。

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