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俳句の庭

  • 夏の月

    8月 2nd, 2023

    暑い昼が去って、夏の夜空に煌々と輝く月に涼しさを感じるというのが、この季語の本意。「月涼し」ともいう。また、昼の暑さをとどめて火照っているようにみえる夕月も、短夜の暁の空に白く残る月も、趣は異なるがいずれも夏の月である。「夏の月の好いことは、それがあまりに輝き過ぎないことだ。」と島崎藤村(『短夜の頃』)が記しているように、夏の月には、他の季節の月にはない趣がある。

  • 鉄漿蜻蛉(おはぐろとんぼ)

    8月 2nd, 2023

    カワトンボ科のトンボの中で、翅、体ともに黒いものをいう。日本国内では東北・本州・四国・九州に分布。平地から低山地の緩やかな流れに生息する。他のトンボのように素早く飛翔したりホバリングしたりせず、チョウのようにひらひらと舞うように羽ばたく。「おはぐろ」「かねつけ蜻蛉」ともいう。

  • 聖五月神父毛深き腕をもつ 山本左門

    8月 2nd, 2023

    カトリックでは五月をマリアの月(聖母月)と定めている。そして、マリアを崇敬賛美し、聖歌を歌い、祈祷をささげるこの月を、俳句では「聖五月」と称する。風薫る麗しい季節である。

    掲句は、ミサをあげたり、洗礼、聖体などの儀式を行う神父の姿を間近に見て、その腕の毛深さに改めて気づいたという情景。西洋人の成人男性の腕の毛深さが、初夏の明るい光の中で、クローズアップされて見えてくる。聖職者である神父も、ひとりの生身の男性であることを発見した作者の驚きが伝わってくる作品。『俳句』2023年8月号。

  • 晩夏

    8月 1st, 2023

    夏を初夏、仲夏、晩夏に三分したときの夏の末をいう。陰暦6月の異称で、陽暦では7月頃。暑い盛りだが、既に夏至を過ぎた太陽は南中高度を下げ初め、空や雲、風、草木など万象に夏の衰えの兆しや秋への予感が見える。寝苦しい夜が続いた後、思いのほか涼しい夜が訪れるのもこの頃だ。夏の日々を惜しむ心に、どこか物憂い感じが混じる。

  • 椋鳥(むくどり)

    8月 1st, 2023

    スズメ目ムクドリ科の小鳥。日本全国に分布し、通常は留鳥だが、北日本のものは、冬場、群れとなって南日本へ渡る。平地や低山地にかけて広く生息し、都市部の人家付近や田畑などでもよく見られる。畑や公園などの地面を歩きながらミミズなどの虫や草の実をあさる姿を見掛けることが多いが、熟した柿の実などにも群がる。椋の木の実を好んで食べるため椋鳥と呼ばれるようになったといわれているが、雑食性で幅広く餌をあさっている。川原の木や人家の竹藪を塒にすることが多いが、近年は街路樹や電線を塒にすることもある。塒に帰るときの椋鳥が、何百羽もの集団で夕空を旋回する様は壮観だ。

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