熱帯アメリカ原産のトウガラシの栽培品種で甘味種に分類される。日本には16世紀、ポルトガル人により伝来。歳時記には唐辛子(秋季)の傍題として出ている。緑色のものが多いが、近年はカラーピーマンも出回っている。緑色は未成熟なためであり、成熟すると赤色、黄色、橙色に変わる。

立冬前に撮影した赤色のピーマン。

朝顔は、花が咲き終わった後、子房が残って実ができる。実は萼に包まれており、秋が深まるにつれて、緑色から茶褐色に変わる。やがてからからに乾いた薄い皮の中から、黒い種子がこぼれ落ちる。

梟は夜行性の猛禽で、小動物、昆虫などを捕獲する。耳には羽毛がかぶっていて見かけ上は見えないが、ネズミ・モグラなどの動きを察知する耳は発達している。夜、ゴロスケホーホーという鳴き声でそれと知ることが多い。
掲句は、動物園の檻に飼われているフクロウを詠んだもの。昼は微睡んでいることが多いフクロウだが、ときには首を回して周囲を見渡すことがあるのだ。ところが、このフクロウは、顔の位置が元に戻りきらずに斜めを向いたままだという。詠んでいるのはただこれだけのことだが、少し不気味で愛嬌のあるフクロウの姿が見えてくる。『俳句』2023年11月号。
秋が深まる頃、それとなく感ずる寒さ。「そぞろ」は何となく、それとなく、訳もなくの意。季節の移ろいの中で、見るもの聞くものを心に受け止めて感ずる寒さ。人間の心理的な気分を内包する言葉。

南ヨーロッパ原産のアヤメ科の多年草。漢字の表記は「洎芙藍」。晩秋の頃、淡紫色の漏斗状の六弁花を咲かせる。花は、黄色の雄しべと赤い雌しべをそれぞれ三本づつ持つ。めしべを摘んで薬用、染料にする。
