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俳句の庭

  • 芋(いも)

    9月 4th, 2023

    俳句で芋といえば里芋のこと。東南アジア原産のサトイモ科の植物で、稲よりも早く縄文時代には日本に渡来。茎の地下部分が肥大化した塊茎(芋)と葉柄(芋茎ずいき)を食用にする。根茎に生じた芽は地上に出て、長い柄の先に心臓形の葉を形成する。地中部では、葉柄の基部が肥大して親イモとなり、その親イモを囲む芽から子イモを生じ、さらに子イモには孫イモがついて増えていく。子イモ・孫イモが多いことから子孫繁栄の食べ物とされ、正月や節句の料理に用いられる。収穫は晩秋の頃。

  • 芒(すすき)

    9月 3rd, 2023

    日本原産のイネ科の多年草。別名を尾花ともいい、秋の七草の一つ。全国の日当たりのいい山野に自生。春、宿根から芽を出し、夏から秋にかけて茎の先端に10数本に分かれた花穂をつける。観賞用の園芸品種もある。実用面では、古くから屋根を葺く材料として使われてきた。その場合は荻(おぎ)や茅萓(ちがや)とともに、茅(かや)と呼ばれた。

  • 考へる玉となりては滴れり 藤野律子

    9月 3rd, 2023

    滴りは、崖や岩膚の裂け目から滴々と零れ落ちたり、苔を伝い落ちる清冽な点滴のことで、涼感を誘うことから夏の季語になっている。

    掲句は、滴りを「考える玉」と把握したところが面白い。ゆっくりと膨らんでは落ちる雫を凝視しての発想だろう。滴々と落ちる滴りの雫が、思慮深げな光を放っているように見えてきたのだ。しばらくの間、夏の暑さを忘れることができそうだ。『俳句界』2023年9月号。

  • 小魚を追うて目玉を涼しくす 中田尚子

    9月 2nd, 2023

    暑い夏だからこそ涼を求める。暑さの最中で一瞬でも味わえる涼気に、命がよみがえる思いがする。

    掲句は水族館、学校のビオトープ、縁日の金魚掬い、自宅の水槽など、さまざま場面を自由に想像できる作品。いずれにしても、小さな魚を目で追っていて、目玉に涼しさを感じたのだ。目玉に涼気を感じたというのが、作者独自の把握。『俳句』2023年9月号。

  • 溝蕎麦(みぞそば)

    9月 2nd, 2023

    タデ科タデ属の一年草。日本全国の小川沿いや沼沢地、湖岸などに分布。 特に用水路脇など、水が豊かで栄養価が高めの場所に群生していることが多い。溝に成育し、花と葉の形がソバに似ていることからこの名がある。初秋の頃、白・薄紅・淡緑色などの花が茎の先端にかたまって咲く。

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