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俳句の庭

  • 月光を傷つけて割る寒卵 中村正幸

    1月 31st, 2024

    「寒卵」は寒中に鶏が産んだ卵のこと。他の季節の卵より滋養が高く貯蔵が利くので、好まれる。

    掲句は「寒卵」を月光の中で割るときの感覚に焦点を絞って表現した作品。といっても、実際に月光の中で卵を割ったというより、厨房で「寒卵」を割ったときの感覚、或いは屋外で月光の中に佇んでいての想念を形にしたものだろう。「寒卵」の秘めている命の鋭さや冷たさ、固さ、脆さが、「月光を傷つけて」の措辞により見事に表現されている。『俳句』2024年2月号。

  • 枯菊

    1月 31st, 2024

    雨や霜、寒気にあたって枯れてしまった菊。秋の頃色鮮やかに咲き盛っていた菊が枯れていくのは、哀れ深い無惨な光景だ。火にくべるとほのかな香りが立つ。 

  • 檸檬(れもん)

    1月 31st, 2024

    インド原産のミカン科ミカン属の常緑低木で、柑橘類の一つ。初夏に香りの高い五弁の花を咲かせた後、秋に強い酸味と香りをもつ紡錘形の実が生る。最初は緑色をしているが、黄色に熟する。食材のほか、果肉を絞ってジュースにしたりスライスして紅茶に浮かべたりする。

  • 潤目干す背中じんわりあたたかく 安倍真理子

    1月 30th, 2024

    「潤目(うるめ)」は潤目鰯のことで、ニシン科の硬骨魚。大きな眼に脂瞼があり、潤んだようにみえることからこの名がある。多くは干物にして食される。

    掲句は潤目鰯を干している浜辺の光景を句にしたもの。自らの背中に差す柔らかな日差しを「じんわりあたたかく」と表現して、眼前の潤目に降り注ぐ日差しが見えて来るところがいい。どことなく春が近づく頃の空気の和みが感じられる作品だ。『俳句』2024年2月号。

  • 去年(こぞ)

    1月 30th, 2024

    「去年」は、年が改まってから振り返る古い年のこと。新年になって過ぎ去った年を惜しみ、ふりかえる心がある。「去年今年」とつづけて、慌ただしく年去り年来る意にも用いる。

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