コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • 冬すみれ一会といふは過ぎてこそ 野中亮介

    2月 28th, 2024

    「冬菫」は、春に先駆けて咲く菫のこと。よく晴れた日に、日当たりのよい斜面などに咲いているのを見かけることがある。

    掲句は、ある人との「一会(いちえ)」を思い返しての作品。「一会」は、法会や茶会を指す場合もあるが、ここでは、一期一会ともいうように、ある人との生涯一度の出会いのこと。だが、会っている最中は、それが「一会」とは思いもしなかったのだ。あの時に会ったことが「一会」だったというのは、過ぎ去って初めて気づくこと。それも、命に限りある人間のこの世における厳粛な真実だろう。『俳句』2024年3月号。

  • 立金花(りゅうきんか)

    2月 28th, 2024

    キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。山地や草原のやや湿った土地に自生。花期は5~7月。茎の先端および葉腋から長い花柄を伸ばし、黄色い花をつける。花弁に見えるのは萼片で、5~7枚になる。一般の歳時記には掲載されていない。なお、「金鳳花(きんぽうげ)」は春の季語。

  • 草の芽

    2月 28th, 2024

    春に萌えだす諸々の草の芽のこと。新しい命の芽生えであり、大地や水辺に春の到来を実感する。朝顔、桔梗、芍薬、牡丹、薔薇など名のある草の芽は、それぞれの草の名を冠して「芍薬の芽」「牡丹の芽」などといわれるほか、一括して「名草の芽」ともいわれる。瑞々しい草が萌え出てきた驚きや春を迎えた喜びが籠められている言葉。

    下の写真は菖蒲の芽。

  • 落ちながら瀧であったと気付くのか 池田澄子

    2月 27th, 2024

    瀧(たき)は、垂直に切り立つ断崖を流れ落ちる水のこと。その涼味から、夏の季語とされている。季語として認知されたのは近代になってから。

    掲句は、主語として「水は」を補って読みたい作品。断崖を落ちていくのも、自らが瀧であったと気付くのも水である。水は上流から流れてきて、瀧に入る前は、まことに静かな流れであったが、水自身が知らぬ間に流れを早め、瀧となって轟いているのだ。地球上で千変万化する水と作者の心は、このとき一体化している。『俳句』2024年3月号。

  • 頬白(ほおじろ)

    2月 27th, 2024

    スズメ目ホオジロ科の鳥類。全国に分布し、平地や丘陵地の森林周辺、農耕地、草原、河原など明るく開けた場所に生息する。春になると、草木に止まり、チョッチョビーなどと囀る。縄張り宣言であったり、雌への求愛であったりする。大瑠璃、駒鳥、鷽(うそ)とともに美声と姿の四名鳥とされてきた。

←前ページ
1 … 417 418 419 420 421 … 609
次ページ→

WordPress.com Blog.

 

コメントを読み込み中…
 

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ