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俳句の庭

  • 春の月

    3月 1st, 2024

    春の大気は水分が多く、どんよりとした空に潤んだ月が昇る。あたたかみのある柔らかい光の月だ。「春の月」のなかでも特に朧にかすむ月を「朧月」という。単に「月」といえば秋の月をさすので、春の一字を加えて春季とする。

  • 馬酔木(あせび)

    3月 1st, 2024

    わが国固有種のツツジ科の常緑低木。本州以南の日当たりのいい山中に自生するほか、観賞用として庭園などに植えられる。3、4月頃、白・薄紅の壺形の小花を枝先に房状に垂らす。葉や茎に有毒成分を含み、牛馬が食べると酔ったようになるのでこの名がある。

  • 囀やパン一片で皿拭ふ 山口昭男

    2月 29th, 2024

    「囀(さえずり)」は、春になって繁殖期を迎えた小鳥たちの、求愛や縄張りを知らせる鳴き声。冬の間は地鳴きと呼ばれる短い鳴き声を発するだけだった小鳥たちが、春になると、高い梢などに姿を見せて囀り始める。

    掲句は、日常のさり気ない動作を詠んで、春到来の気分を感じさせる作品。皿に残った魚肉のソースなどをパンで拭って食べることは、気の置けない家での食事の際にはよくあることだ。健康な食欲、無駄を出さない倹しい生活ぶりなどを想像させる動作だが、「囀」と取り合わせると、小鳥の声がとどく春の朝の明るい食卓風景が浮かび上がる。日常の何気ない動作も句の素材になることを、この句は教えてくれる。『俳句』2024年3月号。

  • 二月尽(にがつじん)

    2月 29th, 2024

    二月の尽きること。ようやく寒気もゆるみ、日の永さや日差しの強さ、風の和らぎに春の訪れを感じ始める頃であり、まだ寒い日はあるが、厳しい寒さから解放される安堵感がある。近代以降に定着した季語。

  • 下萌(したもえ)

    2月 29th, 2024

    早春、枯葉や枯草に隠れるように大地に草の芽が生え出ること。下萌には、確かな春の訪れと厳しい冬を耐えた生命力が感じられる。冬枯れの野や庭に、また、田の畦や道端や街路樹のまわりに萌え出た草の芽を見出すとき、待ちに待った春の到来を実感する。

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