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俳句の庭

  • 春紫苑(はるじおん)

    5月 26th, 2024

    北アメリカ原産のキク科ムカシヨモギ属の多年草。大正時代に観賞用として持ち込まれ、後に各地で野生化した。初夏の頃、淡紅色の花を咲かせる。姿形のよく似ている「姫女菀(ひめじょおん)」よりも花期が早い。なお、歳時記には載っていない。

  • きささげの花

    5月 26th, 2024

    きささげは、中国原産のノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木。古くに日本に渡来し、川べりや林縁などの湿った場所に自生するほか、庭園などに植えられる。実がササゲに似ることからこの名がある。初夏の頃、枝の先から円錐花序を出して、漏斗状で淡い黄色の内側に紫色の斑点がある花を咲かせる。なお、歳時記には掲載されていない。

  • 手の甲に皺の山脈日脚伸ぶ 矢島渚男

    5月 25th, 2024

    「日脚伸ぶ」は、年も明けて、少しずつ日が長くなること。1月の半ばを過ぎると、日暮れが遅くなり、また、日差しが暖かくなって、一歩ずつ春が近づいていることを実感する。

    掲句は自らの老いを、諧謔味を交えて詠んだ作品。手の甲の皺を「山脈」というのはいささか大仰だが、作者は、自らの身体に現れる老いを戯画化して愉しんでいるのだろう。自身の老いをさえ句材にしてしまうところに、作者の図太い作家魂が見える。『俳句』2024年6月号。

  • 春キャベツ

    5月 25th, 2024

    キャベツ(甘藍)はアブラナ科に属する野菜で、四季を通じて店頭に並ぶが、その中でも特に秋に種を蒔き春から初夏にかけて収穫するものを春キャベツという。葉の巻きがふわっとしていて柔らかい。単に「甘藍」、「キャベツ」といえば夏の季語。

  • 丁字草

    5月 25th, 2024

    キョウチクトウ科の多年草。川岸や湿った草地などに自生するほか、切り花用などとして栽培される。初夏の頃、茎の先端に「丁」の字に似た淡い青紫の花をつける。

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