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俳句の庭

  • 名越の祓(なごしのはらえ)

    7月 2nd, 2024

    陰暦6月晦日
    みそか
    に、罪やけがれを除き去るため宮中や各地の神社で行われる祓の行事。もともとは大祓(おおはらえ)という宮中の行事で、旧暦の6月と12月の晦日に行われたが、後に12月の大祓は廃れ、疫病などが流行する時期の夏の祓が一般的になった。茅の輪を潜ったり、人形
    ひとがた
    を作って身体を撫でて清め、それを水に流したりする。「夏越(なごし)」「夏祓(なつはらえ)」「水無月祓(みなづきはらえ)」などともいう。月遅れの7月晦日に行う神社もある。1年の折り返しに当たり半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願する。

  • 黒南風(くろはえ)

    7月 2nd, 2024

    暗くどんよりとした梅雨の長雨の時期に吹く湿った南風のこと。「黒南風」の「黒」には、雨がちの日々の憂鬱な心持ちと、その頃の空合いの暗鬱な印象が重ねられているだろう。南に高気圧、北に低気圧が居座る夏型の気圧配置によって、夏は、南からの季節風が吹く。その中でも特に梅雨の暗い空に吹くものが「黒南風」、梅雨明け後の明るく晴れ渡った空に吹くのが「白南風(しろはえ)」。もともとは漁師言葉。

  • 梅干を飯に炊き込む終戦日

    7月 1st, 2024

    「終戦日」は終戦記念日のことで、8月15日。昭和20年のこの日、日本はポツダム宣言を受諾し、無条件降伏して、第二次世界大戦が終了した。戦争で多くの犠牲者を出したことを反省し、平和への思いを新たにする日である。

    掲句は立秋を過ぎても夏の延長のような暑さの中、巡ってくる終戦日を詠んだ作品。この句の梅干は父が遺したもので、年数を経たため黒ずんで塩を噴いているが、炊き込むと、梅干の酸味と塩気がご飯に行きわたり、今でも夏バテ防止に重宝している。この梅干を炊き込んだご飯をとおして、父のこと、父が出征した戦争のことを改めて思い返した。令和5年作。

  • 蚯蚓(みみず)

    7月 1st, 2024

    貧毛類の環形動物。体は円筒形で細長く多数の体節に分かれ、帯状の環帯が前方寄りにある。種類によって大きさが異なるが、おおむね10センチ前後で暗褐色。陸生のものは地中に棲息し、腐植土を食う。魚釣りの餌に用い、また、解熱剤とする。「蚯蚓鳴く」は秋の季語。

  • 雲丹(うに)

    7月 1st, 2024

    浅い海の底に棲む棘皮(きょくひ)動物で、殻は長い棘におおわれている。ムラサキウニ、バフンウニ、アカウニなど種類は多く、日本近海で確認されているのは140種ほど。春から夏にかけて産卵する。卵巣・精巣が食用となる。生食するほか、塩蔵品として加工される。潜ったり、小型の舟で竿を用いたりして獲る。「海胆」とも表記する。

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