タマムシ科の甲虫。全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦縞が入る。幼虫は樹木の幹の中に棲み、7月頃に成虫となって現れる。あでやかな美しさから吉兆とされ、吉丁虫(きっちょうむし)との別名もある。法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われているのは、この虫の翅鞘。

タマムシ科の甲虫。全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦縞が入る。幼虫は樹木の幹の中に棲み、7月頃に成虫となって現れる。あでやかな美しさから吉兆とされ、吉丁虫(きっちょうむし)との別名もある。法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われているのは、この虫の翅鞘。

夕顔はウリ科の蔓性一年草。インドなどから伝来し、日本でも古くから栽培されてきた。夏の夕方に楚々とした白い花を咲かせ、初秋の頃、丸形又は長大の果実が生る。若い果実は煮物や漬物にするが、熟したものは干瓢の原料になる。

「賀茂祭」は5月15日に行われる京都の上賀茂・下鴨両社の祭礼で、京の三大祭の一つ。葵祭ともいう。
掲句は「賀茂祭」当日の行列の中の牛車を描写した作品。藤の花で飾り立てた御所車を牛が曳き、その牛を狩衣姿の子が曳いている情景には華やぎと微笑ましさがある。「賀茂祭」の一場面を、京都に住む人の目で的確に切り取った一句。『俳壇』2024年8月号。
フグ目カワハギ科の磯魚で、浅い砂地や岩礁に棲息する。鞣し皮のように厚い皮を剝いで食べるところからこの名がある。地域により、「ハゲ」「バクチ」などの呼び名がある。産卵期は夏。関東近辺では煮つけ用の魚、西日本では鍋材料であったが、近年、生食(刺身)が普及しているという。

マメ科フジ属の蔓性落葉木。山野に自生し、低山地や平地の林縁、谷あいの崖地などに普通に見られるほか、藤棚を作るなどして古くから栽培されてきており、多くの園芸品種がある。晩春の頃、房をなして紫色の蝶形の花を咲かせる。蔓が左巻きで花穂が短い「ヤマフジ」と蔓が右巻きで花穂が長い「ノダフジ」の2系統がある。
