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俳句の庭

  • 香が粘る父の生地の葱の束 

    1月 31st, 2026

    「葱」はユリ科ネギ属の多年草。中国原産とされ、古い時代に日本へ導入された。独特の香があり、汁もの、鍋物、薬味など用途が多い。多くの品種があり、深谷葱もその一つ。

    掲句は過去を回想しての作品。1999年に父が亡くなった後、父の生家の義理の伯母から、しばらくの間お歳暮に毎年ネギが届いた。箱詰で送られてきたそのネギは、玄関の三和土に置かれて強烈な香を放った。その香を嗅ぐたびに、父の故郷に思いを馳せた。父が生まれ育ったのは埼玉県旧大里村(現在熊谷市)で、生家の周りは一面の稲田だが、近隣は深谷葱の産地でもあった。令和7年作。

  • 胸像の傍らに咲いた梅

    1月 30th, 2026

    1月29日、近くの公園の胸像の傍らに咲いていた梅。立春の前なので、俳句では「早梅」ということになる。ただ、身辺の梅の多くが1月中に咲き出しており、ここの梅だけが早咲きという印象はない。地球温暖化が、梅全般の開花時期に影響しているのかも知れない。

  • ラナンキュラス

    1月 30th, 2026

    西アジア・地中海沿岸地域原産のキンポウゲ科の多年草。和名は「花金鳳花」。明治時代に日本に渡来した。花期は12月〜4月頃と長いが、最も種類や色が揃うのは2~3月。華やかで絹のような花弁が春の訪れを感じさせる。手元の歳時記には掲載されていないが、「金鳳花(きんぽうげ)」と同様春の季語として詠むことはできるだろう。

  • 草城忌

    1月 30th, 2026

    俳人日野草城(ひのそうじょう)の忌日。1056年1月29日に56歳で逝去した。「凍鶴忌」「鶴唳忌」「銀忌」などともいう。新興俳句運動の旗手として知られ、近代俳句に新風を吹き込んだ。

  • 大寒のある朝

    1月 29th, 2026

    冷え込んだ大寒のある朝、遠望した秩父の山々が、滴るように蒼かった。距離が遠いほど、目までの間に大量の空気を通過するため、散乱した波長の長い青い光が累積して目に入る現象(レイリー散乱)によるものという。平野部と同様、秩父山系には雪が少ない。

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