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俳句の庭

  • 鷹

    11月 14th, 2024

    ワシ、タカ科の中形の鳥類の総称。ワシとタカの区別は曖昧で、おおむね体の大きいものがワシ、小さいものがタカと呼ばれている。オオタカ、クマタカ、ハイタカ、ツミ、ノスリなどがいる。その多くは留鳥・漂鳥だが、かつて公家や武家の間でさかんに行われた鷹狩が冬の季題であったことから、鷹も冬季になったといわれる。色彩は主に暗褐色。嘴は強く鋭く曲がり、脚には強い大きな鉤爪があり小動物を襲って食べる。なお、「鷹渡る」は、主として、夏鳥として日本に渡来する差羽(さしば)が、秋に南方に帰って行くことで、ノスリの一部など冬鳥として秋に北方から渡来する鷹をさすこともある。

    下の写真は冬鳥として日本(本州中部)に渡ってきたチューヒ。

  • 茸犇めき天上に龍太の目

    11月 13th, 2024

    「茸」は晩秋の頃、山林の湿地や生きた木、朽木、切株などに生える菌類の総称。秋の味覚の代表として焼いたり煮たりして食する茸から、猛毒の茸までその種類は多い。

    森の中にはいたるところに茸が生える。切株、風倒木や地面などだけでなく、生きている木の根の辺りにも生える。傘を広げる前の茸の可憐なつむりが、群がる保育園児のようにも見える。ふと、前年2月に亡くなった飯田龍太の眼差しを、木の間の空に感じた。山住みの龍太にとって茸は身近な存在で、〈茸にほへばつつましき故郷あり〉など度々句に詠まれている。平成20年作。『春霙』所収。

  • 初霜

    11月 13th, 2024

    その冬初めて降りる霜のこと。晴れた日の夜の放射冷気により地表の温度が下がったとき、朝方に現れる現象。南北に長い日本列島では、初霜の時期はは地域によって異なるが、およそ北海道では10月上旬、鹿児島では11月下旬の頃になる。まだ秋の気配が残っている野や畑にある朝薄々と霜が降りているのを見出すとき、紛れもない冬の訪れを実感する。

  • 紅葉狩(もみじがり)

    11月 13th, 2024

    紅葉の美しさを鑑賞するために山野、渓谷を訪れること。紅葉というとカエデ類を指すこともあるが、この場合の紅葉は秋に色づく紅葉・黄葉の全てを指す。関東近辺では晩秋から初冬にかけてが紅葉の見ごろになる。

  • 粉雪降る鉱塩に牛舐めし跡

    11月 12th, 2024

    「雪」とひと口に言っても、「粉雪」「細雪」「水雪」などその降り方はさまざまだ。「粉雪(こなゆき、こゆき)」は、凍てついた空気の中を降る粉のようにさらさらとした雪。

    掲句は閉ざした後の牧場の光景。夏の間鉱塩(ミネラルソルト)に群がっている放牛を度々目にしたが、今は牛たちも去り、牧場は粉雪がぱらついて森閑としている。牧柵に括りつけたままになっている鉱塩に、牛が舐めた跡が窪みとなって残っている。それは、夏の間牛たちが屯した唯一の痕跡だ。平成8年作。『河岸段丘』所収。

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