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俳句の庭

  • からす瓜日の匂ふまま渡さるる 若山真紗子

    1月 16th, 2025

    「烏瓜(からすうり}はウリ科の多年草で、山野に自生する。夏に白いレースのような 花を咲かせた後、秋に卵形の実をつける。晩秋の頃赤や黄に色づく。

    掲句は、人の手から渡された「からす瓜」に日の匂いがしたという。内容は至って単明だが、「からす瓜」の日の匂いから、好天の一日の郊外や山野での行楽の様が目に浮かんでくる。秋深む頃は、「からす瓜」に限らずアケビや茸、山葡萄など、目や味覚を楽しませるものが多い。『俳壇』2025年2月号。

  • 寒月

    1月 16th, 2025

    厳寒の空に冴え冴えとある月。冬は月の軌道が高いため、天心近くを進み、遠く小さい。澄んだ大気を透して、強く冷たい月光が降り注ぎ、ものの影が地面に黒々と落ちる。今年(2025年)は1月15日の夜に「寒満月」が仰がれた。

  • ちか

    1月 16th, 2025

    キュウリウオ目キュウリウオ科に分類される魚。同属の「公魚(わかさぎ)」とよく似ているため、両種が区別されずに流通していることもあるが、「公魚」のように淡水の水域には生息しない純海産魚で、北海道及び三陸海岸以北の本州等の沿岸に生息する。春が漁獲のピーク。歳時記には「公魚」の傍題として掲載されている。

  • 寒雀

    1月 15th, 2025

    寒中の雀のこと。冬季は田圃の稲刈りが終わり、餌が乏しくなるので、雀はひときわ人家の近くにあつまってくる。寒気を防ぐため全身の羽毛を膨らませて丸くなっているので「ふくら雀」ともいう。身近で親しい鳥の一つだが、近年は数が減っているという。かつては食材であり、冬の雀の肉は美味で滋養があるとされる。

  • 伊予柑

    1月 15th, 2025

    ミカン類とオレンジ類両者の性質を持つ柑橘類で、ネーブル、八朔柑などとともに春に採れる蜜柑の一つ。山口県で発見・作出されたので当初は穴門蜜柑(あなとみかん)と呼ばれていたが、明治中期以降愛媛松山を中心に生産量が増えていったため、伊予蜜柑と呼ばれるようになった。多くは海岸に近い暖地の傾斜地で栽培される。

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