コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • 廣瀬直人の一句(26)

    3月 19th, 2026

    子に送られて朝越ゆる夏の川 直人

    「夏の川」には、青々とした山間を流れる清流、梅雨時の濁流、子供たちの遊び場になる川など様々な表情があり、水量を増した力強さと涼しさを併せ持つ。

    掲句は、身近を流れる「夏の川」を毎日のように渡る朝の出勤風景を詠む。背中に子の視線を感じ、時には振り向いて手を振りながら、「夏の川」を越える作者の日常が、過不足のない表現により浮かび上がる。水量を増した「夏の川」のエネルギーに、壮年の作者の生活意欲が重なる。当時、作者は県立高校の教諭として甲府まで通っていた。昭和35年以前の作。『帰路』所収。

  • レッドロビンの芽

    3月 19th, 2026

     レッドロビンはベニカナメモチ(紅要黐)の園芸品種で、植物分類上はバラ科の常緑小高木であるカナメモチの仲間。生垣や庭木などとして植えられる。春に真っ赤な新芽を出す。夏には新芽がほぐれて、赤から緑へと色を変えていく。歳時記には、「名の木の芽」として包括的に掲げられている。

  • 彼岸寒

    3月 19th, 2026

    春のお彼岸の時期になっても、冬のような寒さが戻ってくること。「彼岸」は、春分の日(中日)を挟む前後3日間(計7日間)の期間で、ようやく春の訪れを実感する時期。この時期、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、寒さも治まることが多いが、時には冬の寒さが戻ることもある。

  • 廣瀬直人の一句(25)

    3月 18th, 2026

    稜線に青空の帯別れ霜 直人

    「別れ霜」は、春が深まった頃、その冬の最後に降りる霜のこと。古来、立春から数えて八十八夜(5月2日頃)頃に最後の霜が降りるとされ、「八十八夜の別れ霜」と言われる。果樹園や茶園を営む農家が恐れる霜である。

    掲句は、「別れ霜」の降りた朝、山の端に沿う青空の帯を眺めての作品。写実に徹した句柄だが、果樹栽培をしてきた人の目と心が、この季語の選択に活きている。葡萄や桃がいよいよ新芽を広げようとする頃であり、この時季の霜は果樹の生育にとって大敵なのだ。平成23年作。『風の空』以後。

  • 紫陽花の芽

    3月 18th, 2026

    「紫陽花(あじさい)」はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木。日本原産のガクアジサイやその改良品種、セイヨウアジサイなど多くの種類がある。春先に新しい芽が膨らみ始める。「草の芽」の傍題。

←前ページ
1 2 3 4 … 605
次ページ→

WordPress.com Blog.

 

コメントを読み込み中…
 

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ