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俳句の庭

  • 愛鳥週間

    6月 2nd, 2025

    5月10日から16日までの一週間。アメリカのバードデーに倣って1947年より始められた。「愛鳥日(あいちょうび)」「鳥の日」などともいう。戦中戦後の伐採により荒れた山林を保護し山野の緑化運動を推進するとともに、鳥類の保護運動も始められた。この時期多くの野鳥は繁殖期を迎え、また、多くの鳥が夏鳥として南方から渡ってくる。

  • ことだまといちにちあそび四月馬鹿 行方克巳

    6月 1st, 2025

    「四月馬鹿」は西洋発の風習で、4月1日に限り軽い嘘をついても許されるとされる。その起源はさだかではない。

    掲句は「四月馬鹿」の日、言霊(ことだま)と一日遊んだとの句意。言霊は言葉にこもる精霊、または霊力のこと。俳句や短歌を含め、詩を紡ぎ出そうとする人にとって、言葉に言霊をいかにして宿らせるかが唯一最大のポイントといっていい。言霊が宿らない言葉や作品は、失敗作として捨て去られ、忘れ去られる。上五中七を全て仮名書きしたところには、実利からほど遠い詩の世界、言葉の世界に深入りした作者の含羞も感じ取れる。『俳句』2025年6月号。

  • 銭葵(ぜにあおい)

    6月 1st, 2025

    葵(あおい)は立葵、銭葵、蜀葵、つる葵、錦葵、白葵などの総称。一般的に葵といえば中国原産の立葵を指すことが多いが、銭葵はヨーロッパ原産の多年草。日本には江戸時代に鑑賞目的で渡来したが、現在では野原や川原などで野生化している。高さ50~150センチほどで、初夏から梅雨の頃にかけて、紫の筋のある淡紫色の花を咲かせる。立葵などと同様、花は下から順に咲きのぼる。歳時記には、葵の傍題として出ている。

  • 稚児百合(ちごゆり)

    6月 1st, 2025

    イヌサフラン科の多年草。各地の林や山林、丘陵などに自生する。高さは20センチ前後で、晩春、茎の先に一つか二つの花を下向きにつける。旧ユリ科の可憐で小形の花であることから、この名がついた。

  • 日は山のまだ裏にあり春夕 富吉浩

    5月 31st, 2025

    「春夕(はるゆうべ)」は春の日の暮れる頃のこと。一日は終わりに近づいたが、陽の気配がまだうっすらと残っている。その薄明に少しずつ闇が入り交じってくる。

    掲句は、「春夕」の伝統的な情緒に凭れることなく日と山の関係を端的に表現して、春の夕暮れ頃の薄明を読者に見せてくれる作品。夕日は既に山の向こうに沈んだが、まだ山の向こう側にとどまっている。山の端の残照が、山の向こう側の落日の存在をありありと感じさせるのだ。事実を直叙しただけの簡潔な描写が作品の力になっている。『俳句』2025年6月号。

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