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俳句の庭

  • 白藜(しろざ)

    9月 18th, 2025

    ユーラシア大陸原産のアカザ科の一年草。日本には古く渡来したとされる。林縁、荒地などに自生する。若葉や葉裏は白い粉粒に覆われる。開花時期は秋で、黄緑色をした粒状の花を穂状につける。インド北部やバングラデシュでは日常的な野菜として食される。中国原産の「藜(あかざ)」(夏季)の近縁種。

  • 白妙菊(しろたえぎく)

    9月 18th, 2025

    地中海沿岸原産のキク科の耐寒性多年草。葉には白い繊毛が密生しているため、銀白色のシルバーリーフに見えるのが特徴。花よりも葉の美しさが鑑賞されることが多い。初夏に黄色の小さな花を咲かせる。「セネシオ・シネラリア」と呼ばれることもある。一部の歳時記には「シネラリア」(春季)の傍題として載っている。

  • 独りとは蟋蟀を聞く夜のこと 吉本安良

    9月 17th, 2025

    「蟋蟀(こおろぎ)」はコオロギ科の昆虫の総称で、エンマコオロギ、オカメコオロギ、ミツカドコオロギなど種類が多い。庭の植え込みや家の片隅など身近なところで鳴く。エンマコオロギはコロコロ、ミツカドコオロギはキチキチキチ、ツヅレサセコオロギはリリリリと鳴く。

    掲句は「蟋蟀」の声の淋しさが、独り心に沁み透ってくる作品。「独りとは」の上五に、自らに言い聞かせるようなひびきがある。言葉に何の粉飾もない句だが、作者の思いが読者にそのまま伝わってくるところがいい。『俳壇』2025年10月号。

  • 竜淵に潜む

    9月 17th, 2025

    中国後漢時代の最古の漢字字典『説文解字(せつもんかいじ)』に「竜は春分にして天に昇り、秋分にして淵に潜む」とあることに由来する想像上の季語。春分の頃の「竜天に昇る」に対応する。秋分の頃の深い蒼色を湛えた淵を見ていると、実際に竜が潜んでいそうな気がする。

  • 半ズボン

    9月 17th, 2025

    膝のあたりから下が露出するように作られた短いズボンのこと。「ショートパンツ」「ショーツ」ともいう。麻、木綿、サージなどの生地で作られ、露出した部分が汗ばむことなく快適に過ごせる。元々は行楽、スポーツなどで着用されたが、近年では、家庭内外で日常的に半ズボンを着用する人が多く見られる。丈の長さや形態について明確な定義はないという。

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