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俳句の庭

  • 丈高い枯葦と空

    12月 15th, 2025

    葦(あし)の茎は、撓りがあり丈夫なため、枯れた後の茎は刈り取られ、葦簀や簾などに利用されてきた。2~3メートルもあるひと際高い枯葦が風に靡いていた。

  • 師走空

    12月 15th, 2025

    12月の空。この時期、太平洋側では晴れる日が多い。空気が澄んで、遠くまで見渡せるような透明感がある。年末の忙しさの中で、見上げては一息つく空。

  • 寒波の朝の雑木林

    12月 14th, 2025

    夜の間に北風が強まって気温が低下した朝、雑木の梢には、弦月が残っていた。日の出の前の空は、吹き澄んで無色透明だ。この時季、夜が明けても、日が差すまでに時間がかかる。日差しが有難くなる季節。

  • ラディッシュ

    12月 14th, 2025

    ヨーロッパ原産のアブラナ科の二年草。日本に明治以降に導入された小型大根。 播種から収穫までおおむね20~30日程度であることから、二十日大根(はつかだいこん)とも呼ばれる。俳句の季語としては確立されていないが、大根の一品種なので、「大根」(冬季)と同様、冬の季語として詠むことは可能だろう。

  • こめかみのあたりより霧晴れてくる 岩岡中正

    12月 14th, 2025

    「霧」は秋の朝や夕方に地表付近が冷やされて発生する水蒸気の微粒子が空気中に漂う現象。

    掲句には場面についての限定はないが、朝夕の冷え込みにより山野に立ち込める霧を思い浮かべたい。山岳地帯の緩斜面のトレッキングコースでもいいかも知れない。「こめかみ」の辺りから霧が晴れてきたとは、虚実を含めた把握・表現。霧が晴れたときサッと頭上から差す日差しが、作者の内面まで明るく照らし出す。省略を極めているが、若々しい情感を持つ作品である。『俳壇』2026年1月号。

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