「蘆芽(あしかび)」は水辺に芽吹いて間もない蘆の若芽のこと。「葦の角(あしのつの)」ともいう。薄緑色で小さな角のような姿が春の訪れを感じさせる。
掲句は勤務先近くにあった日比谷公園での作品。昼休みにいつも行く公園内の水辺に佇んで、しばらくの時を過した。季節は着実に移ろい、足元の水辺にはいつしか蘆が可憐な芽を出していた。この句を読むと、当時胸の内に抱えていた悩みのあれこれが思い出される。「眼冷ゆ」は、その時水を眺めていて感じたことをそのまま表現した。平成21年作。『春霙』所収。
「蘆芽(あしかび)」は水辺に芽吹いて間もない蘆の若芽のこと。「葦の角(あしのつの)」ともいう。薄緑色で小さな角のような姿が春の訪れを感じさせる。
掲句は勤務先近くにあった日比谷公園での作品。昼休みにいつも行く公園内の水辺に佇んで、しばらくの時を過した。季節は着実に移ろい、足元の水辺にはいつしか蘆が可憐な芽を出していた。この句を読むと、当時胸の内に抱えていた悩みのあれこれが思い出される。「眼冷ゆ」は、その時水を眺めていて感じたことをそのまま表現した。平成21年作。『春霙』所収。
プリムラ・ジュリアンともいう。和名はセイヨウサクラソウ。12月〜4月に開花し、ピンク、赤、黄色などの花を咲かせる。歳時記には掲載されていない。なお、「桜草」(春季)は日本原産のサクラソウ科に属する多年草であるが、プリムラ・ジュリアンはヨーロッパ、コーカサス地方の原生種から日本で作出された園芸品種。


石神井公園の氷の上にいたアオサギ。繁殖期が夏であることなどから夏の季語として定着しているが、本州以南では留鳥として一年中見ることができる。魚などの餌の少ない冬は活動量を減らして過ごしているようだ。
寒さを防ぐための寝具。「布団」とも表記する。中に、綿、藁、パンヤ、羽毛などを入れる。干した蒲団はとりわけあたたかく快適な眠りをもたらす。本来は一年中使うものだが、 寒い時期に有難味が増すことから、冬の季語とされる。


1月下旬、枯葦の池が結氷していた。風のほか訪れるものがない蕭条とした光景。葦が芽吹くのは、ひと月先のこと。「冬深し」という季語が思い起こされる。