晩秋の頃周りの木々が紅葉したり、落葉したりしている中で、変わることなく美しい緑を保っている松のこと。秋色になり、枯色になっていく四囲の景色の中で、色を変えないでいる常緑樹の松を讃える意味合いがある。

晩秋の頃周りの木々が紅葉したり、落葉したりしている中で、変わることなく美しい緑を保っている松のこと。秋色になり、枯色になっていく四囲の景色の中で、色を変えないでいる常緑樹の松を讃える意味合いがある。

「鹿」は偶蹄目シカ科の哺乳動物。草食性で反芻による消化を行う。牡と牝はほとんどの時期別々の群れで生活を営む。牡は枝分かれした角を持ち、秋の交尾期には、その角を打ち合って牝を奪い合う。
掲句は、振り向いて人間の動静を窺って立つ鹿を詠む。鹿にとってみれば、人は謎の動物だろう。その人が攻撃を加えてくるのか、ただ歩いて通り過ぎるだけなのか、餌をくれようとしているのかなど、鹿は人の心を読もうとする。その様を、鹿が「こころ読む目」をしていると詠んだ。野生動物の内面に一歩踏み込んだ把握と言える。『俳壇』2025年11月号。
「黄葉」はコウヨウともモミジとも読み、木の葉が黄色く色づく現象を指す。イチョウ、ケヤキ、クヌギ、プラタナス、ポプラなどの木々が秋に黄色く色づくが、「桂(かつら)」もその中の一つ。「桂」はカツラ科の落葉高木。ハート形の葉が特徴的で、秋に黄葉して落葉した葉はよい香りを放つ。庭木や街路樹として植えられる。

スズキ目シイラ科の海水魚。「鬼頭魚」とも表記する。体長約1~2メートルに達する。世界の暖海に分布し、日本では黒潮海域に多く見られる。頭部に丸みがあって背びれが頭から尾まで繋がっている。体色は藍色で斑点があり、腹部は褐色。海面の浮遊物に集まる習性がある。ムニエルやフライなど、様々な食べ方がある。
