カシオペア座の和名。五つの星がW形に並び、それを舟の碇に見立ててこの名がある。北極星を挟んで北斗七星と対置しており、北極星を見つける目印の一つ。「秋の星」の傍題としている歳時記もある。

カシオペア座の和名。五つの星がW形に並び、それを舟の碇に見立ててこの名がある。北極星を挟んで北斗七星と対置しており、北極星を見つける目印の一つ。「秋の星」の傍題としている歳時記もある。

紅葉した葉が日の光を受けて照り輝いていること。「照紅葉(てりもみじ)」ともいう。青空を背景に、赤や黄色の色鮮やかな葉が日差しを受けてさらに美しさを増す。晩秋のひと時の華やぎである。

その年の冬の初めての時雨(しぐれ)。時雨は、晩秋から初冬にかけて降ったり止んだりするにわか雨全般を指し、そのうち晩秋に降るにわか雨を秋時雨、初冬に降るにわか雨を、単に時雨と称する。「初時雨」には、ものが枯れ急ぐ季節が到来した侘しさに、新たな季節を迎えた心の華やぎが交差する。「初空」「初富士」「初鰤」など「初」の一字を冠した季語共通の弾むような明るさには、四季の移ろいの中に生きる日本人の心情が投影しているようだ。

フランス原産の洋梨の一種。洋梨はヨーロッパ原産のバラ科ナシ属の樹木に実る果実の総称。日本には明治36年に導入されたが、一般に生食されるようになったのは1980年代以降。秋に収穫され、追熟させてから食する。なお、ラ・フランスは、現在、日本でしか栽培されていないという。「梨」(秋季)の傍題。

日本原産のヤマイモ科の蔓性多年草、特にその根茎のこと。別名「山の芋」。栽培される「長芋」に対して、「自然薯」は山野に自生するものを指す。食用になるのは、秋に葉腋に実る零余子(むかご)と根茎。根は地下深く潜っているので道具を使って掘り出される。すりおろすと粘りが強く、独特の香りがある。
下の写真は、朝晩の冷え込みで、黄葉(もみじ)が目に立つようになった自然薯。茶の木に絡みつきながら伸びている。根は美味とされるが、実際に掘り出したことはない。
