秋の寒冷前線に沿って起こる雷は激しい雨を伴うことが多く秋の気配を深める。「秋雷(しゅうらい)」ともいう。雷は夏に最も多く起こるので、単に「雷」といえば夏の季語。

秋の寒冷前線に沿って起こる雷は激しい雨を伴うことが多く秋の気配を深める。「秋雷(しゅうらい)」ともいう。雷は夏に最も多く起こるので、単に「雷」といえば夏の季語。

数十本の竹や木の骨を束ねて末広状にし要の一点で固定したものに、紙、絹、レースを張ったもので、夏、扇いで涼をとるために用いる。「扇子(せんす)」ともいう。団扇(うちわ)を折り畳みにしたものであるが、団扇が寛いだ場面で使われるのに対し、「扇」はよりフォーマルな場面で用いられることが多い。長年使い慣れたものが「古扇」。

榎(えのき)はニレ科エノキ属の落葉高木。本州以南の山地に自生する。初夏の頃淡黄色の花を咲かせた後、直径7ミリくらいの球形の実が生り、晩秋の頃黄赤色に熟す。小鳥が好んで群がる。

桃(もも)は中国原産のバラ科モモ属の落葉樹。奈良時代に日本に渡来し栽培された。6月下旬から出荷される早生種は「早桃(さもも)」と呼ばれ夏の季語。水蜜桃や白桃などの晩生種は8月中旬頃出荷される。単に「桃」といえばこの晩生種を指し、秋の季語。早生種は果汁が豊富で柔らかく、晩生種は果肉が引き締まって甘みが強い傾向がある。「桃の花」は春の季語。
