中国原産のアオイ科の耐寒性落葉低木で、平安時代に渡来。暖地で自生しているほか、庭木として広く植栽され、生垣にもよく用いられる。晩夏から秋にかけて長い日数を次々に咲き続ける。葉の腋から短い花柄を伸ばし、紅紫色の五弁花をつける。一日花で、朝に咲き夕方しぼむ。園芸品種の花色は桃色、藤色、白色など多彩で、八重咲きの品種も多い。木槿の多くは、花の中央の底の部分が紅色をしていることから、底紅(そこべに)ともいわれる。

中国原産のアオイ科の耐寒性落葉低木で、平安時代に渡来。暖地で自生しているほか、庭木として広く植栽され、生垣にもよく用いられる。晩夏から秋にかけて長い日数を次々に咲き続ける。葉の腋から短い花柄を伸ばし、紅紫色の五弁花をつける。一日花で、朝に咲き夕方しぼむ。園芸品種の花色は桃色、藤色、白色など多彩で、八重咲きの品種も多い。木槿の多くは、花の中央の底の部分が紅色をしていることから、底紅(そこべに)ともいわれる。

アカネ科の蔓性多年草。日本全国の藪や林に自生し、他の植物に絡みつきながら蔓を伸ばして生長する。7~9月頃、鐘状で外側が灰白色、内側が紅紫色の小さい花をつける。花の中心部の形がお灸(きゅう)の跡に似ていることからこの名がある。悪臭があり、屁糞葛(へくそかずら)ともいうが、よく見れば可憐なところのある花だ。

甲虫目コガネムシ科に属する昆虫の総称。成虫の体色は鈍い光沢の緑色、赤紫、黒紫色のものなどがある。幼虫は地中で作物や苗木の根などを食べて成長し、成虫は葉、果実、花を食べるものが多く、総じて害虫である。黄金虫ともいう。一方、夏の夜、灯火を目がけて飛んで来て、賑やかな翅音を立てて飛び回るのは、同じコガネムシ科に属するかなぶんで、幼虫が堆肥や腐葉土などを食べる益虫である。季語としては、かなぶんは金亀子の傍題になっている。

ブラジル原産の蔓性の常緑低木。夏から秋にかけて、葉腋から長い花柄を垂れ下がらせて、赤い筒状の萼が目立ち、ランプをぶら下げたような形の花を咲かせる。 別名浮釣木。近頃は庭などに観賞用として植えられているのを目にすることが多いが、花期が長いので、夏の季語にするのは無理のようだ。

熟さない青い柿のことをいう。柿は、カキノキ科の落葉樹。東アジア原産で日本や中国等に多くの在来品種がある。梅雨どきに目立たない花を咲かせ、そのあと青い実をつける。まだ熟さない柿は渋く生食には向かないが、その青さ、固さには季節の瑞々しさが息づいている。熟した柿の実は秋の果物の一つだが、柿若葉、柿の花など、夏の姿が詠まれることも多い。
