秋の日がたちまち暮れていくさま。秋の落日をまっすぐ井戸に落ちていく釣瓶に譬えて、「秋の日は釣瓶落し」というが、単に「釣瓶落し」だけでも意は十分に通じるだろうとの山本健吉の説に多くの賛同が得られて定着した季語(秋季)。なお、釣瓶とは、井戸で水をくむときに使う、縄を取りつけた桶のこと。

秋の日がたちまち暮れていくさま。秋の落日をまっすぐ井戸に落ちていく釣瓶に譬えて、「秋の日は釣瓶落し」というが、単に「釣瓶落し」だけでも意は十分に通じるだろうとの山本健吉の説に多くの賛同が得られて定着した季語(秋季)。なお、釣瓶とは、井戸で水をくむときに使う、縄を取りつけた桶のこと。

富士山の初冠雪は、今年(令和5年)は10月5日で、平年より少し遅れた。秋晴の空に初冠雪の富士が鮮やかに浮かび上がる。
下の写真は初冠雪から11日目に撮影したもの。

芭蕉の大きな葉は長さ2メートルにもなり、風雨に遭うと次第に葉脈に沿って裂けてゆく。夏に解き広げられた瑞々しい緑の葉は、やがて破れて痛ましく落莫たる風情になる。その侘びた風情を賞するところに、日本人の美意識の一端がある。

紅や黄がうっすらした色合いの頃の紅葉。緑の残る淡い色の紅葉には、目に鮮やかな紅葉の時期が訪れる前の静謐な趣がある。

一般的にはアカトンボ属のうちの体の赤い蜻蛉のことで、秋茜、のしめ蜻蛉、深山茜などが含まれる。秋になると、熟して真っ赤になった赤蜻蛉が山から群れをなして下りてきて、平地でも見かけるようになる。秋は蜻蛉の産卵の季節で、水辺では、水に腹を打ちつけるようにして産卵する姿が見られる。
