ひと口に冬の雲といっても、晴れた冬の青空に広がる雲もあり、雪催い・雨催いの陰鬱な雲もある。太平洋側は縞模様の層積雲や広がりのある乱層雲が多く見られ、日本海側では大雪をもたらす積乱雲がよく出現する。

ひと口に冬の雲といっても、晴れた冬の青空に広がる雲もあり、雪催い・雨催いの陰鬱な雲もある。太平洋側は縞模様の層積雲や広がりのある乱層雲が多く見られ、日本海側では大雪をもたらす積乱雲がよく出現する。

「冬深し」「冬深む」は一年で寒さの最も極まる時期のこと。1月中・下旬の大寒の頃の寒さをイメージしたい。積もった雪は根雪となって残り、枯木や枯草は風に吹かれて音を立てる。防寒着に身を包む人々はわき目も振らずに通り過ぎる。どこを見ても真冬の情景。春が待たれる日々である。
掲句は毎日勤務先と自宅を往復していた頃の生活実感を句にしたもの。毎日同じルートを通って駅まで歩き、帰りも大体同じ道をたどっていた。夜遅くまで明かりが洩れている学習塾の窓や公園の暗がりを横目で見ながら歩くのが常だった。習慣化すると、ほとんど無意識のうちに足が動いた。令和4年作。
庭や公園の芝生や野の芝草は冬になると枯れる。枯れて一面の薄茶色になった芝は、日が当たれば暖かそうにみえ、雨や曇りの日には寒々とした感じになる。

大気中に低く立ち込める細かい霧を靄といい、四季を通してみられるが、特に冬季に朝の冷え込みなどにより立ち込めるものを「冬の靄」という。夜から明け方にかけて発生し、日の出とともに薄れてゆくことが多い。気象用語としては、視程が1キロ未満のものを霧、1キロ以上のものを靄と区別する。
