年の始めに神社等にお詣りして、一年の息災を祈願すること。初詣が習慣化したのは明治中期以降。地元の氏神に詣でるのが一般的だが、氏神や恵方とは関係なく、有名な社寺に参詣することも行われる。

元旦の日の出のこと。初日の出ともいう。人々は古くから山や海からの御来光を拝み、その年の幸福と平和を祈った。初日を拝むために、海辺や高地などへ赴く風習は今も昔も変わらない。

年の初め。年の始、あらたまの年、年明く、年立つ、年頭、初年などさまざまな言い方がある。旧暦の年の始めは、二十四節気の「立春」の頃に当たったので、寿いで「初春」と呼んだ。新暦に変わって真冬に正月を迎えるようになっても、旧暦時代の名残から年の始を「初春」という。

水辺の葦は、冬になると花穂がほおけ、剣状の葉は枯れて下の方から落ちてゆき、ついには茎だけとなって寒風に吹かれ、折れ伏す。一面の枯葦に淡い日が差したり、風に音を立てる様子は、冬の景色を一層寂然たるものにする。

冬でも青い常緑の草、あるいは冬なお青さを残して枯れ残っている草のこと。冬になって枯れた草は「枯草」「名の草枯る」などというが、枯れ色の中に残る青草は、俳句では「冬の草」「冬草」と呼ばれる。健気さと強靭な生命力を感じさせる情景だ。
