正月、門戸に一対の松を立てること。年神を門で祭るもの。竹や梅などを添えて一対をなす手の込んだものもあれば、門柱に松一枝を添えるだけの簡単なものもある。また、地方によっては、楢、椿、榊などを門木として飾るところもある。松は、正月に迎える神の依代(よりしろ)の意味を持ち、長寿を願う意もある。

正月、門戸に一対の松を立てること。年神を門で祭るもの。竹や梅などを添えて一対をなす手の込んだものもあれば、門柱に松一枝を添えるだけの簡単なものもある。また、地方によっては、楢、椿、榊などを門木として飾るところもある。松は、正月に迎える神の依代(よりしろ)の意味を持ち、長寿を願う意もある。

元旦の日の出のこと。初日の出ともいう。人々は古くから山や海からの御来光を拝み、その年の幸福と平和を祈った。初日を拝むために、海辺や高地などへ赴く風習は今も昔も変わらない。

年の初め。年の始、あらたまの年、年明く、年立つ、年頭、初年などさまざまな言い方がある。旧暦の年の始めは、二十四節気の「立春」の頃に当たったので、寿いで「初春」と呼んだ。新暦に変わって真冬に正月を迎えるようになっても、旧暦時代の名残から年の始を「初春」という。

水辺の葦は、冬になると花穂がほおけ、剣状の葉は枯れて下の方から落ちてゆき、ついには茎だけとなって寒風に吹かれ、折れ伏す。一面の枯葦に淡い日が差したり、風に音を立てる様子は、冬の景色を一層寂然たるものにする。
