夏の土用(7月20日~8月7日頃)に食する蜆のこと。「蜆(しじみ)」は味の点からいうと冬から春が旬で、単に「蜆」といえば春の季語だが、暑さで食欲の落ちる夏の土用の頃にも珍重される。江戸時代から、「土用蜆は腹薬」と言われてきたという。

夏の土用(7月20日~8月7日頃)に食する蜆のこと。「蜆(しじみ)」は味の点からいうと冬から春が旬で、単に「蜆」といえば春の季語だが、暑さで食欲の落ちる夏の土用の頃にも珍重される。江戸時代から、「土用蜆は腹薬」と言われてきたという。

タデ科イヌタデ属の蔓性一年草。日本全国に分布し、林縁・河原・道端・休耕田などの日当たりがよくやや湿り気のある土地によく生育する。茎や葉柄に鋭い刺がある。晩夏から秋にかけて薄緑色の花が短穂状に咲き、花後につく5ミリほどの果実は熟して鮮やかな藍色となる。漢字表記としては、石見川・石実皮・石膠の字が当てられることがあるが、いずれが本来の表記なのか不明。なお、歳時記には掲載されていない。

北アメリカ原産のキク科一年草又は多年草。明治時代に園芸植物として渡来し、花壇などに植えられるほか、道端や河川敷などで野生化しているものもある。晩夏の頃、分岐した茎の頭上に黄色の舌状花(中心は赤褐色)を咲かせる。別名「孔雀草」「蛇の目草」。なお、「波斯」はペルシャのことだが、ペルシャとの関わりは不明。

「胡麻(ごま)」はエジプト、インド原産のゴマ科の一年草で、古く中国経由で日本に伝わった。夏、茎上部の葉腋に小さな釣鐘状の淡紫色の花を咲かせ、日々咲きのぼっていく。鞘状の果実は熟すると割れて多数の種子をこぼす。秋に刈り取って、種子を収穫する。単に「胡麻」といえば秋の季語。

夏の夜の明けるのが早いことをいう。「短夜」と同義だが、「短夜」は夜が短いことをいうのに対して、「明易」は明け急ぐ夜を嘆く思いに重きが置かれる。特に、4時頃から空が明け白んでくる夏至の前後、鳥の鳴き声に目を覚ましたときなどに、「明易」を感じることが多い。
