寒さの中で光や色、音などが鮮やかに感じられること。寒さによって透明感・澄明感が醸し出された状態をいう。天上の月、星、空から風、闇、さらには灯火、影、声まで、あらゆるものに透明な、凜とした冷たさを感じる。「冴ゆる夜」、「冴ゆる月」、「冴ゆる星」、「冴ゆる風」、「声冴ゆ」、「影冴ゆ」などともいう。

寒さの中で光や色、音などが鮮やかに感じられること。寒さによって透明感・澄明感が醸し出された状態をいう。天上の月、星、空から風、闇、さらには灯火、影、声まで、あらゆるものに透明な、凜とした冷たさを感じる。「冴ゆる夜」、「冴ゆる月」、「冴ゆる星」、「冴ゆる風」、「声冴ゆ」、「影冴ゆ」などともいう。

「かます(魳)」はスズキ目カマス科の硬骨魚でアカカマス、ヤマトカマスなどがある。産卵前の春も漁期だが、脂がのる初冬の頃獲れたものを特に「霜降かます」という。体長30センチほどで細長く口が尖っている。主として、干したり塩焼きにしたりする。

「四手(しで)」はカバノキ科の落葉樹。アカシデ、イヌシデ、クマシデなどがあり、日本各地の山地に自生するほか、雑木を活かした公園植栽や庭造りなどに用いられる。花穂や果穂が神社で使用される紙垂(しで)に似ていることからこの名がある。秋になると鮮やかな紅葉になるのはアカシデで、イヌシデは黄葉する。なお、歳時記には掲載されていない。

寒中の雀のこと。稲刈りが終わり田に餌がなくなる冬季、雀は人家近くに餌を求めて集まる。寒気を防ぐため全身の羽毛を膨らませて丸くなっているので、「ふくら雀」ともいう。かつては食用としても美味で薬効があるとされていた。

冬の日の暮方。日没とともににわかに冷え込み、あちこちに明かりが灯る。空には金星やその他の星が光りはじめる。寒々とした情景であるが、どことなく生活感が漂う。「寒暮(かんぼ)」ともいうが、「冬の暮」には柔らかな言葉の響きがある。
