マメ科多年草。もともと京都に多く見られたためこの名がついたが、今は日本各地の野原、路傍、土手などに自生する。茎は根元から分かれて生える。初夏の頃、蝶形の黄色い花をつける。


マメ科多年草。もともと京都に多く見られたためこの名がついたが、今は日本各地の野原、路傍、土手などに自生する。茎は根元から分かれて生える。初夏の頃、蝶形の黄色い花をつける。


七十二候の一つ。啓蟄の第三候。現在の太陽暦では、3月16日~20日頃。春の訪れとともに鷹(たか)が鳩に変身するという中国の俗信からきたもの。春の穏やかな気配の中では、鋭い目で獲物を狙う獰猛な鷹も、ほのぼのとした鳩に変身してしまうということ。「竜天に登る」「亀鳴く」などとともに、春の幻想的な気分を表している季語の一つ。

地中海沿岸等原産のヒガンバナ科スイセン属の球根性の多年草。中国を経由して、古く日本に渡来した。葉は細長い線形となり、一本の茎に5~8個の花を房状につける。花は白い花弁と盃状の副花冠を持つ。観賞用に庭先や公園の花壇等で栽培されるが、逸出して野生化しているものもある。副花冠が黄色いニホンスイセンのほか、副花冠が白色をしているペーパーホワイト(ナルキッスス・パピラセウス、下の写真参照)も房咲水仙の一種。

四手(しで)は、カバノキ科クマシデ属の落葉高木。日本ではサワシバ、クマシデ、アカシデ、イヌシデ、イワシデの5種が、主として山地や林中に自生する。果穂が、しめ縄などに付ける紙の四手に似ていることからこの名がある。晩春の頃、一つの木に雄花と雌花をつける(雌雄同株)。目につくのは雄花。関東近辺の雑木林でよく目にする木の一つだが、歳時記には記載がない。
