鯵(あじ)は春から夏にかけて産卵をし、その後栄養を十分取るので、秋の鯵は脂が乗って美味しくなる。単に「鯵」と言えば夏の季語。なお、北海道で「あきあじ」と言えば鮭のことで、「秋味」と表記する。

鯵(あじ)は春から夏にかけて産卵をし、その後栄養を十分取るので、秋の鯵は脂が乗って美味しくなる。単に「鯵」と言えば夏の季語。なお、北海道で「あきあじ」と言えば鮭のことで、「秋味」と表記する。

「精霊ばった」のこと。「米搗(こめつき)ばった」ともいう。後脚を屈伸して体を上下させる動作が稲を舂(つ)く様に似ていることからこの名がある。雄は雌に比べて小さく細長い。体色は緑色又は灰褐色。本州以南に生息する。古くから親しまれた呼び名で、江戸時代の歳時記にも掲載されているが、作例は少ない。

スズキ目イボダイ科の硬骨魚。鰓蓋の上の斑紋をいぼに見立ててこの名がある。地域によって呼び名が多数あり、関東ではエボダイ、関西でシズ、九州でモチウオなどと呼ばれる。日本近海に広く生息し、昼は海底で眠り、夜間は海面近くまで浮上する。脂ののる夏が旬。

椨(たぶ)はクスノキ科タブノキ属の常緑高木。霊が宿る木とされていたことから「霊(たま)の木」と呼ばれ、それが次第に「たぶのき」に変化していったとされる。暖地の沿海地に多く自生する。初夏の頃淡黄緑の小花が咲き、初秋の頃球形の実が黒紫色に熟す。

夏に見かける蝶のこと。春先に目にするのは紋白蝶や紋黄蝶などだが、夏になると、森の木漏れ日などに揚羽蝶や黒揚羽など大型の蝶を見かけることが多い。単に「蝶」といえば春の季語。
