秋の夜明けのこと。立秋を過ぎて、秋が深まるにつれて日の出の時刻が遅くなり、空気が冷たく澄んで感じられてくる。夜は中々明けないが、日の出が近づくとゆっくりと薄明に移行してゆく。東の空に金星の光のつぶが目につく頃でもある。


秋の夜明けのこと。立秋を過ぎて、秋が深まるにつれて日の出の時刻が遅くなり、空気が冷たく澄んで感じられてくる。夜は中々明けないが、日の出が近づくとゆっくりと薄明に移行してゆく。東の空に金星の光のつぶが目につく頃でもある。


大気中の水蒸気が気温の低下に伴って結露し、地表の木々や草に液体として形を現したもの。夕方から夜分、明け方にかけて顕著に現われる現象で、気温が低下し、かつ寒暖差の大きい秋によくみられる。結露した露は、日差しとともに消え去ることから、古来から命のはかなさの譬えに用いられた。冬は結露が凍ってしまうほど低温になるので、霜(冬季)になることが多い。

木々の葉が紅葉しながら、同時に散るさま。黄葉した葉が落ちることを「黄落」というが、「黄落」と「紅葉かつ散る」は対になる季語(秋季)だ。桜などは8月頃から「紅葉かつ散る」さまがみられる。木に残る葉がいつしか少なくなっていることに気づくのは秋が深まる頃。単に「紅葉散る」といえば冬の季語。
