中国原産のモクセイ科の常緑小高木で、庭園や街路に植栽される。樹皮が動物のサイの皮膚に似ていることからこの名がある。仲秋の頃、葉のつけ根に小花を束状につける。花色には橙黄、白、淡黄色があり、それぞれ金木犀、銀木犀、薄黄木犀という。花は甘い香りを放ち、ジンチョウゲ、クチナシと合わせて、日本の三大芳香木の一つに数えられる。

芙蓉(ふよう)が咲き終わった後にできる実のこと。芙蓉はアオイ科フヨウ属の落葉低木で、晩夏初秋にかけて枝の上部に大輪の一日花をつける。実は球形で硬い毛に覆われている。その中に長い毛をもつ小さい種子がたくさんでき、実が熟すと五烈して種を飛散させる。

タデ科タデ属の一年草。日本全国の野原や道端、畑などに自生。蓼に似ながら葉に辛みがなく用をなさないことからこの名がある。草丈30センチ。初秋の頃、1~5センチの花穂に紅色の花弁をもたない花をびっしりとつける。別名の「赤まんま」は、花や実をままごとの御飯に使ったこと、花の色や形が赤飯に似ていることによる。

北アメリカ原産のキク科の多年草。明治時代に渡来し、日本全国の河川敷や荒地に自生。草丈は1~2メートルにもなり、晩秋、濃黄色の小さな花を多くつける。なお、俳句では在来種の泡立草(別名:秋の麒麟草)と併せて「泡立草」として詠まれることが多い。

